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キレイなモノを買う!

プロダクト・デザイナーの眼で見たモノ

Category: 理美容・健康機器 > ドライヤー  

マイナスイオンドライヤー DR-RM36 / IZUMI

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IZUMI(泉精器製作所)のマイナスイオンドライヤー DR-RM36。

このヘアドライヤーという分野も各家庭に必ず1台はあるというほどポピュラーな商品ではあるのだが、この10年程を振り返っても、
納得できる商品を見つけるのに苦労するという分野になっている。
内容物や使い方などを考慮しても、デザインの立場から見れば、比較的自由なスタイリングの可能性も感じられるという分野とも思える
のだが、人目を引くべく不必要に形をいじり、場違いなフォルム、そしてカラーリングにしても使用する環境を考慮すると、やはり場違い
と感じるものも多く目にするにつけ、メーカーのデザイナーには、ヘアドライヤーのあるべき姿というものを根本的なところから見直し
てほしいものだとも考えている。この分野、現状は極めて情けない状態だ。

この IZUMI のヘアドライヤーも決して満足できるようなモノではない。
ただ、コスト的にもデザインにあまり費用もかけられないといった状況があったかどうかはわからないが、ヘタに形をいじくり回すこと
なく、比較的素直にまとまっているところは、SFチックでわけのわからない流線型もどきの各社モデルよりは、デザイン過多の色に
染まっていないとも思えるのは、皮肉な話である。

売れるモノをつくるべく、あまりにデザインが、人目を引くといった方向に走り過ぎてしまっている。売ろうという意識から生み出される
モノは軽薄になりがちである。売ろうと思えば、真に使い手の心に反応するようなモノにはなり得ず、結果売れないのだ。
会社のトップは、よくデザイナーに「何か売れるモノを作ってよ」といった要求をする。よくある光景だ。が、デザインとは、単に売上げを
のばすための道具ではない。もちろん作ったモノは売れないと、会社は成り立たたなくなってしまうので困る。
あまりにも、売るためにという意識が強く、何よりもそれが優先されてしまうようなモノづくりの過程における判断は、軽薄で歪んだ
モノを生み出してしまう。モノづくりにおける、ちょっとした意識の差なのだが、その結果は大きな違いを見せる。
「使い手にとって、真に良いモノとは何なのか?」やはり、そこが基本でありスタートであり、これを後回しにしてのモノづくりからは、
良い結果は生まれない。

●サイズ:W197 x D76 x H208(折り畳み時 126)mm
●重量:440g
●風量:約1.2m³/分
●温風温度:〔quick dry〕約90°C/〔hair care〕約60°C
●電源コード長:約1.8m
●電源:AC100V 50/60Hz
●消費電力:〔quick dry時〕1200W/〔hair care時〕600W
●付属品:ノズル

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