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Category: キッチン家電 > 炊飯器  

3合炊き電気炊飯器 “The Gohan” / BALMUDA

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米本来の粒立ちと、味わい深さを引き出すために、蒸気のちからを使って炊くことで、香りとうまみを閉じ込めるというコンセプトで登場した
BALMUDAの3合炊き電気炊飯器 “The Gohan”

現在多くの他商品で主力となっている分厚い釡は、それを温めるためのエネルギーが必要になってしまい、ガスなどと比べ火力の弱い電気式
においては、その少ないエネルギーを炊飯のためだけに効率良く使いたいという考えがあったようだ。
そこで、たどり着いたのが、釡を2重構造にして、その間の中空部に水を入れ熱することで、炊飯中だけ、言わば見えない蒸気の釡をつくるといった
手法。これがこの “the Gohan” の炊飯のメカニズムとなっている。

また特徴として、ごはん本来のおいしさにこだわり、それを損ねる保温機能を省いたという点は、他社製品と大きく違うところだろう。
現在3合炊き1種類のみとなっているのは、この蒸気炊飯という手法では、3合以上の炊飯は、まだ技術的に難しいということらしい。

デザインの立場から、このBALMUDA製品で毎度気になるのがねだん。
ねだんを無視すれば、そこそこ良いモノはできる。メーカーは、環境保護も踏まえ、省資源を考慮した中で、より安く、より良いモノをつくることに
努力することを求められる。
「カッコ良ければ、少しぐらい高くても売れるんじゃない」といったビジネスの姿勢が、ちょっと透けて見える気もするが、本来のデザインのあるべき
姿とはちょっとズレているのかなといった気がしないでもない。
また、保温機能を省いたのもユーザーの評価を分けるところだろう。現在、保温機能を利用しているユーザーは多く、これが無くなることにより、
使い勝手上、大きな問題と感じるユーザーは多いだろう。とことん味にこだわるか、そこは多少犠牲にしても、忙しい生活の中での使い勝手を
とるかという選択になるが、保温機能を付けておけば、ユーザーのその時の状況に応じて機能の使い分けもできるし、その辺の選択肢はなかった
のだろうか?このあたりは、ユーザーの評価を大きく分けるところだろう。
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●サイズ:W275 x D251 x H194mm
●本体重量:約4kg
●電源:AC100V 50/60Hz
●消費電力:670W
●電源コード長:1.2m
●タイマー:あり(時計式/前回設定を記憶)
●保温機能;なし
●時計表示:あり
●セット内容:本体、水計量カップ、米計量カッフ、取扱説明書、保証書
●保証期間:1年

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